昭和10年開園。
須金フルーツランドの中で最も歴史の古い農園。
土づくりにこだわり、肥料は有機肥料のみを使用。
農薬は国の栽培基準より3割削減。
山口県エコファーマー認定農場。
園主である高橋さんの奥さんのおじいさんに当たる五郎丸正雄さんが、昭和10年に開墾し、ナシ栽培に成功したのがきっかけで、そこから須金地区での果樹栽培が広がりました。先代が植えつけた80年越しの古木は現役で、今も多くのナシの実をつけています。
「先代が須金の地形を見て、梨などの果樹栽培に適しているのではないかと考えて、栽培をスタートさせました。収穫したナシは徳山の市街地まで泊まりがけで持っていき、そこで売っていたようです」と語ってくれたのは、引き継いで18年目になる高橋勝巳さん。斜面に広がるのは100アールの見事なナシ畑。ここではお馴染みの二十世紀をはじめ、豊水、幸水、新興、あきづき、王秋など和洋ナシあわせて、10種類以上のナシが栽培されています。
「先代がこだわっていたのが土。それは今も変わりません。微生物の力を利用した堆肥や有機肥料を使用することで土の中の生態系を改善し、元気な根っこ、元気な葉っぱ、元気な果実が育つように調整しています。とにかくおいしいナシを作りたいという一心で、糖度以外に旨みを引き出す栽培に心がけています」と熱く語ってくれた高橋さん。先代の情熱も引き継いでいるようです。
農園名 | 五郎丸農園 |
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電話番号 | tel.0834-86-2043 |
園主 | 高橋勝巳 |
経営面積 | 120a |
その他 |
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